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不動産

海外を視野に入れた
不動産ビジネスに入社1年目で挑戦

2022.12.03

株式会社ウィローズインタビュー
いろんな壁にぶつかるけれど、挑戦する力を養えるのは財産です

目黒区・武蔵小山にオフィスを構える不動産会社の株式会社ウィローズ。センチュリー21のネットワークを生かした事業展開で業績を伸ばしています。入社1年目ながら国際事業部の立ち上げに携わっている大坪 輝さん、蔡籽欣(チョイ チーヤン)さんにチャレンジ精神あふれるウィローズならではの組織風土について話を伺ってきました。

インタビュイー紹介「大坪 輝さん」「蔡籽欣(チョイ チーヤン)さん」

大坪 輝さん
佐賀大学教育学部卒業。2022年、株式会社ウィローズに入社。売買部営業一課に所属。座右の銘はアメリカ留学中に見学したNike本社のベンチに書かれていた「IF NO ONE THINKS YOU CAN, THEN YOU HAVE TO」。

蔡籽欣(チョイ チーヤン)さん
武蔵大学人文学部卒業。2022年、株式会社ウィローズに入社。売買部営業二課に所属。日本文化に魅了され、中学時代より日本語を勉強し、留学を決意。座右の銘は「ご縁を大切に」。

自分の「チャレンジしたいこと」を伝えて入社

まず、おふたりは新卒1年目ということですが、どのような就職活動をされていたのでしょうか?
大坪さん

私は生まれも育ちも九州にいたんですけど、将来は教師になるつもりで大学は教育学部に入ったんですね。でも、ずっと九州にいたというのもあって少し窮屈に思うことや、先が見えてしまっていることに違和感を覚えて。
それで、もっと挑戦をしたいと思うようになり、アメリカに短期留学をしたのですが、そこで、オレゴン州にあるNikeの本社を見学したり、NBAやサッカーを観戦して現地の熱狂を感じたり。異文化のなかで過ごすことで視野が広がり、いつか海外で働きたいという想いが強くなったんです。

「いずれ海外で働けるチャンスがある企業で働きたい、それであれば選択肢の多い東京に絞ろう!」と考え、東京で働くこと、業務で英語を使う機会があること、この2つを軸に就職活動をしていました。

チョイさん

私は香港出身で高校を卒業してから日本に来て、日本語学校、専門学校に通った後、大学に編入しました。5年間くらい日本で生活をしてみて、卒業後も日本で暮らしたいと思い、こっちで就職することに決めました。就職先としては、自分の語学(広東語、中国語、英語、日本語)を活かせるような企業で働きたいと思って探していました。

おふたりがウィローズに入社を決めた理由は何でしょうか?
大坪さん

社長が私と同じように教育学部卒だったことがきっかけでした。採用が進むに連れ、実際にオフィスに足を運び、会社の雰囲気や先輩方の温かさに触れ、何より企業理念(「Win by Lose(負けるが勝ち)」)が魅力的で、入社したい!という気持ちが強くなりました。
入社の決め手はチャレンジさせていただける環境だと確信したことです。私はいずれ海外に進出したいのですが、最終面接でその旨を社長にお伝えしたところ、「僕自身の気持ちが強ければ絶対にできると思うし、自分もその目標を実現させたい」という趣旨の言葉をかけてくださり、入社しようと決意致しました。

チョイさん

私はもともと就職活動時から海外事業の立ち上げで応募したのですが、もともと不動産業界には興味がなくて、ガツガツしたイメージもあって、自分はついていけないと思っていました(笑)。
でもウィローズの説明会を聞いてみて、社長ご自身がお話しされていて、企業理念や雰囲気に直接ふれて、「ここなら自分も頑張っていけるかもしれない」と思えたので応募しました。オフィスの雰囲気や社員の方々もアットホームで温かみが感じられた点も安心できました。

海外向けの新規事業をスタート

新しく発足する国際事業部の立ち上げにおふたりとも携わっているそうですね。
どのようなことをされているのでしょうか?
チョイさん

いま主に行っていることは、中国の方向けの投資物件の販売です。中古の物件をキャッシュで購入される方もいらっしゃり、物件を見ることなく購入されるケースが多いので、私たちがそのサポートをするということを始めました。将来的には、これを中国だけではなく、他の国であったり、売買だけではなく賃貸も、留学生の方やワーキングホリデーでいらっしゃる海外の方向けにお部屋探しのお手伝いができればなと考えています。

新規事業の立ち上げのきっかけや背景は何でしょうか?
大坪さん

コロナ禍ということもあり、外国人の方はなかなか来れない状況ではあるんですけど、例えば2018年に訪日外国人数は約3000万人を超え、そのうち約2000万人が中国、韓国、台湾などのアジア圏の人なんですよね。
日本は旅行先としてもとても魅力的な国ですし、コロナが収束すれば、また以前のように訪日外国人数は増加することが予想されます。ですから、国内だけでなく海外の方々もターゲットにしていくことは、今後、ウィローズがさらに発展していくためにも必要なことだと思いました。

道なき道を自ら切り開く中で二人が得たものとは

新規事業を推進していくなかで、やりがいや、反対に苦労していることなどはありますか?
大坪さん

私自身、教育学部出身ということで、不動産の知識がままならない中で入社しています。国際事業部だからといって、根底には不動産関連の知識が無くてはならないと考えています。
なので、新規事業を立ち上げる、プラス、不動産のプロとしてお客様にご提案していく、この二軸を同時に進めていくことが大変に感じながらも、やりがいも最高に感じていますね。新卒ということで、周りの皆さんに労わっていただいていることも感謝しています。

チョイさん

参考になるものが一切なく、ゼロからの立ち上げになので正解がわからない分、経営層と密にやりとりしたり、自分で提案できたりするのが大きなやりがいになっています。ちょうどつい最近でも、外国に住みながら物件購入ができるように、提携先のパートナーを自分で調査・提案して開拓したりもしました。

推進していくなかで、「ここは成長できたな」と感じることはありますか?
大坪さん

チョイさんは海外のお客様向けにフォーカスされているんですけれども、僕は日本のお客様に海外の物件を購入していただくお手伝いをしたいと思っています。なので、海外の不動産市場についても知っておく必要があるため、日本のニュースだけではなく、海外のニュースであったり、とくに不動産投資のニュースは以前と比べると見るようになりましたね。

チョイさん

失敗を恐れず、チャレンジするようになりましたね。私はかなり慎重な性格で、ものごとを実行する前に他人の手本が見たい、確実に成功するルートに行きたいという考え方なのですが、新規事業を始めてから自然と提案する機会が増えたのと、(ウィローズの皆さんは)話を聞いてくださる方が多いおかげで、自ら率先して動けるようになったのが大きいです。

この環境を与えてくれた会社に「感謝」の気持ち

こうして挑戦機会に身を置いてみて、率直にどんな気持ちですか?
大坪さん

チャレンジできる環境に身を置けることは、自分自身の成長にも大きく影響しますね。もともと採用選考の最終面接で社長から「入社したら何がしたいですか?」という質問をされたとき、「日本のお客様に海外の物件を購入していただきたい。私自身も海外で生活したことで視野が広がり、それまでの価値観が変わる、という大変貴重な経験をしました。
海外での物件を通して、お客様にもそのような経験をしていただきたい」とプレゼンしたんです。

私のその話を聞いた社長が「大坪さんの気持ちが強ければ実現できると思うし、その夢を後押ししたい」と言ってくださり、本当にうれしくて、その言葉が入社の決め手となりました。まだ入社が決まっていない私の夢、目標を肯定し、背中を押してくれる社長のもとで働きたいと感じた瞬間でした。

チョイさん

ひと言でいうと「感謝」ですね。新規事業に携わるようになって、本当に、いろんな人と話す機会に恵まれて。たとえば、新卒で入社して、たくさんの経営層の方と話す機会なんて、めったにないじゃないですか。売買だけではなく、法務や広告にも携わるので、とにかくいろんな課の人と関わらせていただいて。
もともと自分から話しかけるタイプではないし(笑)、きっかけがないと話せないので、新規事業に携わっているからこそ、いろんな方と話す機会が増えたことは学びも多く、有難いと感じています。

お二人が感じる、ウィローズの好きなところはどんなところですか?
大坪さん

僕はやっぱり企業理念ですね。「Win by Lose(負けるが勝ち)」という企業理念は社名の由来でもあります。“負けるが勝ち”という意味なんですけど。お家を買うって高いお買い物だと思うんです。当然、利益もたくさん出ます。でも、目先の利益を取りに行くのではなく、目の前にお客様を大切にするのがこの理念の意味するところです。
ご結婚されたばかりのお客様もいらっしゃれば、お子さんができたばかりのお客様もいます。だからこそ、お客様の人生に寄り添う。これを理念としているのは不動産業界の中でも珍しいと思いますし、だからこそ惹かれましたね。

チョイさん

大坪さん、答えがしっかりしすぎです(笑)。

チョイさんは、チョイさんらしく、率直にお聞かせいただけますか?(笑)
チョイさん

みんな、やさしいところ・・・ですかね。

(一同笑)

ぜんぜん大丈夫です!続けてください。
チョイさん

本当に、人をすごく大切にしていて。たとえば何か困ったことや悩んだことがあれば、皆さん手を止めて向き合ってくださったるんですよね。私の場合、外国人入社ということもあって、外国人だからこそ躓きやすいところにも、いろいろ手助けしてくださって。なので、「人」が一番好きなところかなと。

ちなみに、ウィローズにはどんな社員さんが多いですか?
大坪さん

社員同士、というか社長含め、全員との距離が近いですね。いまのオフィスには移転したばかりなんですけど、社長自らフリーアドレスを推進して、固定席を持っていないので、日によっては隣に社長がいたりとか(笑)。
社長を含め、いろんな部署の先輩方と垣根を越えて話しやすい環境ですね。それでいて皆さん、何か話しかけた時には必ず手を止めて話を聞いてくださり、真摯に対応してくださる温かい人が多いですね。

今後の目標を教えてください。
大坪さん

チャレンジの場を与えてもらったからこそ、結果で恩返ししたいです。私自身が成長することによって、ゆくゆくはそれが会社全体の利益にもつながると思っています。

チョイさん

自分の思っていることをなかなか口に出せなかった私がチャレンジできるようになったのは、周囲のサポートあってこそだと思います。感謝の気持ちを忘れず、これからも失敗を恐れず前に進んで、新規事業を成功する力になりたいです。

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株式会社ウィローズ

大坪さんについて

持ち前のリーダーシップで、同期をポジティブにひっぱるリーダー的存在です 困っている社員がいたら率先して手伝ったり、気遣いのできる面と優れたリーダーシップをあわせ持ち、日々存在感を放っています。お客様とお話しする時も説明がとても丁寧で、不動産の専門知識を磨いていけば、さらに活躍してくれることでしょう!

チョイさんについて

挑戦することで、弱みを強みに変えた努力家です 入社当初はミスしないことを最優先に仕事を進めている印象でしたが、国際事業部の立ち上げのため新しい業務に取り組むなかで、その活躍ぶり、変貌ぶりには目を見張るものがあります。秘めたる熱意を持っていて、お客様のため、人のために行動できるチョイさん。期待しています!

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取材日:2022.08.29