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学童保育

「子どもの成長」と「子どもの笑顔」から
感じられる、やりがいと魅力

2022.12.12

東急キッズベースキャンプ社員インタビュー
家でも学校でもない「第三の場所」で子どもと向き合う仕事とは?

「子どものサードプレイス」をコンセプトに約70店舗の民間学童保育事業、保育園事業、公設運営受託事業を展開する東急キッズベースキャンプ(KBC)。
子どもの自立心や社会性を育む独自のプログラムで、0歳~18歳の子どもたちと向き合う仕事の面白さとは?異業種から転職してきた飯村さんと、働くママ社員の河村さんに、それぞれの魅力をうかがいました。

インタビュイー紹介「飯村 稔さん」
株式会社東急キッズベースキャンプ 飯村 稔

信用金庫の融資課に約2年間勤務後、学童保育の仕事をめざしてKBCに転職。キッズコーチとして日々子どもたちとふれあいながら、最近では店舗経営に関するマネジメント業務も手がける。

チームプレーで支えあえる関係がやりがいにつながる

飯村さんは異業種から転職されたと伺いました。キッズベースキャンプ(以下KBC)に入社しようと思ったきっかけを教えてください。
飯村さん

学生時代から地元の阿波踊りに参加するのが好きで、自分が所属していた少年野球チームにコーチとして関わっていたこともあって、「地域密着で働けるっていいな」という気持ちがずっとあったんです。それで学校を卒業した後に、地元の信用金庫に就職しました。

金融の仕事はすごくやりがいがあったんですが、私自身が小学生時代に学童に通っていたこともあり、親でもなく先生でもなく、友だちのような距離感の大人がそばにいてくれたことがすごくありがたかったという記憶があって。「自分もそういう存在になりたい」という思いが次第に強くなり、約2年働いた後、転職を決意しました。

KBCは「褒めることで伸ばしていく」という保育方針に共感したことと、採用活動のなかで出会う方々がみなさん本当にあたたかくて、現場の雰囲気がすごくよいことが決め手になりました。また、私は転職組ということでスキルに不安もあり、研修制度が充実しているKBCでしっかり教えていただきながら働けるのも魅力でした。

どのような業務を担当されていますか?KBCで働く楽しさややりがいを教えてください。
飯村さん
東急キッズベースキャンプ 飯村さん

入社して以来ずっとKBC三軒茶屋のキッズコーチとして働いています。その後、少しずつ事務や営業なども担当するようになり、今はシフト管理やスタッフ教育など店舗管理の仕事もやらせていただいています。でも、もともと子どもと遊ぶことが大好きで保育の仕事を選んだので、時間を見つけては全力で遊んでいます!

子どもたちの間では最近「けん玉」が流行っているんですが、自分が学童にいた時にやっていたことを思い出して、子どもたちに教えてみたんですよ。子どもたちにとって、けん玉は0から覚えることだったんですが「学校の学芸会でけん玉をやりたい!」と言い出した子が一所懸命練習した結果、私よりずっと上手になってけん玉を披露したんです。
子どもたちができなかったことをできるようになるのを、そばで見ていられるのはこの仕事のやりがいだと感じています。

逆に、子どもたちとふれあって大変なこと、苦労することはありますか?
飯村さん

子どもって大人では考えつかないような視点で物事を見ているんですよ。たとえば最近では「あいさつってなぜ必要なの?」と聞かれたんです。「それは最初のコミュニケーションだよ」と答えたら「だって、目が合ってるじゃん。どうしておはようとか、こんにちはって言うの?」って言われて、なるほど、そういう考え方もあるのか!と唸りましたね。

そんな風に子どもたちの純粋な疑問には毎回驚かされます。それに対してどう伝えればいいのか、難しくて頭を悩ませますが、それを考えるのは難しくもあるし、やりがいでもあります。

飯村さんが仕事をする上で、大切にされていることは何でしょう?
飯村さん

昔から野球をしていたことや、金融の仕事をしていたときもそうだったんですが、私が過ごした環境では「減点方式」の考えが多かったんですね。できないほうに目を向けて、減点していく文化。でも私は「人って、できなくて当たり前なんじゃないか?」とずっと思っていて。
できないことを数えるより、できることが増えていくほうが人生はずっと面白いんじゃないか、という加点方式に対する思いが強かったんです。

その意味で、KBCは「褒める、認める」という風土なので、何でも思い切ってやれるのがいいなと思うんですよ。いつも通ってくる子の中に野球をやっている子がいるんですが、「これができない」「あれができない」と言うんですね。そういうときは「とりあえずやってみようよ!」と声がけをします。
それを繰り返すことで、子どもに加点方式の視点が浸透していってほしい。子どもたちにとって、ものすごいプラスになるんじゃないかと思っています。

KBCにはどんな人が向いていると思いますか?
飯村さん

KBCはいろんな個性を認めてくれる会社なので、子どもが好きな人なら誰でも合うんじゃないでしょうか? 私のように異業種からの転職組もいて、なかにはIT関係や営業出身の人もいます。いろいろな経験を持った大人が集まっているほうが、子どもにとってもいいと思いますし、前職での経験がKBCで生かされることも多いですよ。

私の場合、金融の仕事は残業管理が厳しかったので、いかに効率よく働くかというスキルが今の仕事に活きているなと感じます。また保護者とお話していて趣味や特技などの話題が出れば、できるだけ拾って会話を広げるようにしています。
そのほうがお互いに喋りやすくなりますし、そうした会話の積み重ねが信頼関係を築く上では大事だったりします。信頼関係の作り方についても、前職での経験があってこそかもしれません。

どんな仕事でも大変なことや、つらいことはあると思いますが、KBCはどんなに忙しくてもお互いにフォローしたり声をかけあったりして、チームプレーで協力していくという意識がすごく強い職場です。お互いにいい関係を築けているのがすごくいいなと。そこが働きやすさにつながっているなと思いますね。

インタビュイー紹介「河村 茉依さん」
株式会社東急キッズベースキャンプ 河村 茉依

保育士専門学校を卒業後、KBCに入社。KBC武蔵小杉・元住吉で4年間、KBC青葉台で4年間、キッズコーチや店舗責任者を経験後、産休・育休を経て、現在はKBCほいくえん祐天寺に勤務。

ライフステージに合わせて働き方を選べるのが嬉しい!

河村さんは保育士をめざしていらっしゃったそうですが、保育園ではなくKBCを選んだ理由は何だったのでしょうか?
河村さん

保育園で働きたいと思って専門学校に通っていたときに、実習で保育園や幼稚園などいくつかの施設で働いたことがあります。そのときの指導の先生がとても厳しくて、他の先生も多忙すぎて実習生にかまっていられないという状態で、毎日とにかくつらかったんです。
他の施設に行っても状況は変わらなくて、「保育園や幼稚園は厳しすぎて自分には働けない」と思うくらいトラウマになってしまいました。

そんなときに授業の一環としてインターンで行ったのがKBCでした。キッズコーチ検定という独自の資格が取れると聞いて、就職に有利かなと思って選んだのですが、来ている子どもたちが明るくて、すぐに私たちを受け入れてくれたんですね。
何より働いている先生たちがすごく楽しそうで、忙しい時間の中でも子どもたちのために時間を作ってドッジボールしていたり、宿題を見てあげたり、実習生の私にもすごく優しくしてくれたんです。

小学生に関わる仕事は考えていなかったんですが、自分が楽しいと思えないと子どもたちにその気持ちが伝わってしまうんだなとインターンを通じてわかって、「自分もKBCで働きたい!」と思って入社を志望しました。

学童や保育園などの施設はもちろん、店舗責任者を担当されるなど、多彩な経験を積んでいらっしゃいますが、KBCの魅力ってどんなどころでしょうか?
河村さん
東急キッズベースキャンプ 河村さん

最初はKBC武蔵小杉・元住吉に所属し、そのあとKBC青葉台に勤務した後、妊娠を機に産休・育休に入りました。復職することになったとき、復職先は勤務時間帯の関係で公設運営受託事業か保育園事業という2つの選択肢があり迷ったのですが、当社の福利厚生で運営する「ほいくえん」への入園保障があることを伺いました。

初めて子どもを人に預けることに私自身がとても不安だったので、何かあればすぐに対応できる環境はありがたいし、何より知っている先生たちに育ててもらえるのは本当に心強くて、保育園事業での復職を決めました。
子どもは最初こそ私の顔を見ると泣いてしまって、見つからないように隠れて移動したりして大変でしたが、あっという間になじんで今では「帰りたくない!」というほど。ここを選んで本当によかったです。

学生時代のトラウマもあって保育園勤務については心配でしたが、先生がみなさん優しくて、子どもが発熱して仕事を休んだりしても誰も怒ったりせず、子どもの心配をしてくれるので本当によかったなと思っています。
また、学童時代は責任者として後輩を育てたり、子どもたちをまとめたりする立場でしたが、保育園は初めての環境なので1から覚えていく楽しさを味わっています。昨年は幼児クラス(3~5歳)、今年は0歳児と毎年違うクラスを担当するので、同じ園にいても新鮮な気持ちで働けるのも魅力ですね。

学童でも保育園でもそうですが、子どもの成長が目に見えてわかる職業なので、それが一番のやりがいでしょうか。私の場合は、保護者目線で現場に立てるようになったことも大きいです。
自分が親になったことで保護者の気持ちがさらにわかるようになり、自分の経験をお話しできたり、アドバイスしたことで「子どもの寝つきがよくなった」というお声をいただけたりするとすごく嬉しいです。

これからKBCでどんな人と働きたいですか?
河村さん

とにかく子どもが好きな人に来てほしいですね!好きだけではやっていけない職業でもありますが、子どもの成長を一緒に喜べる人、つらいことがあっても一歩踏み出してみようと思える人はがんばれると思います。
KBCの職場はどこも人があたたかいので、一緒に働いて楽しいと思える職場じゃないでしょうか。一緒に走り回ったり、だっこしてくれたりする、明るくて元気な人って子どもたちはすごく魅力を感じるんですよ。

KBCほいくえんはクラスごとではなく、先生みんなで全クラスのことを考えて行動します。例えば0歳児クラスが大変だったら1歳児クラスの先生が手伝いに行ったりしますし、毎朝のミーティングで情報を共有することで連携を取れる体制になっています。みんなで一つの目標に向かって、フォローし合いながら動けるのがいいなと思いますね。

また、私のように産休・育休を経て時短勤務や復職もしやすいですし、ワークライフバランスを考えながら公設運営受託事業や保育園事業、本社勤務など、復職先の選択肢があるのもKBCならではの働きやすさだと思います。子どもが大好きな人なら、きっと楽しい職場ですよ!

株式会社東急キッズベースキャンプ
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上司から一言

株式会社東急キッズベースキャンプ

飯村さんについて

飯村さんのいいところはいつも全力で子どもたちと接し、楽しませてくれるところです。子どもたち、また保護者からの信頼も厚く、とても頼りになる存在です。また、最近ではマネジメント業務にも力を入れており、地域に根付く学童保育を目指し、日々奮闘してくれています。

河村さんについて

いつも楽しく元気な河村さんがいるだけでぱっと周りの空気が明るくなり、子どもも大人も笑顔になるそんな保育士です!ママ保育士でもあるので、母親としての経験も活かしながら、日々子ども達や保護者のために頑張ってくれています。

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取材日:2022.11.01