売上成長率が
平均約200%の組織の働きがいとは?
2022.10.11
「ゆたかな人生のきっかけを」を理念に掲げ、新規事業創出やDX支援を強みに持つイグニション・ポイント株式会社(以下、イグニション・ポイント)。Great Place to Work®の「働きがいのある会社」ランキングにおいて、2022年度まで6年連続でベストカンパニーに選出された企業です。そこで今回はイグニション・ポイントの働きがいの秘密を探るべく、コンサルティング事業本部 デジタルユニット 事業責任者の羽間 裕貴さんにお話を伺いました。
慶應義塾大学商学部を卒業後、アクセンチュア株式会社に入社し、製造流通業界のコンサルタントとして、国内外のプロジェクトを経験。その後、楽天株式会社に転職し、各種案件のプロジェクトマネジメントおよびサービスプロデュースに従事。現在はイグニション・ポイントでデジタルユニットの事業責任者を務める。
「成し遂げたい」という野心
当社はコンサルティング事業、イノベーション事業、インベストメント事業の3つの事業を軸に展開しています。その中で私はコンサルティング事業本部に属し、DX戦略策定・推進を手掛ける部署・デジタルユニットの事業責任者をしております。業務内容としては、企業が5年後、10年後、さらにその先の未来において目指す姿を叶えるために、DXの側面から戦略策定、サポートおよび伴走をしています。
「何かを成し遂げたい」という思いを持つ社員は多いと感じます。そのため、「なんとなく仕事をして、生活できるくらいのお金をもらえればいい」と考えている方は、当社との相性は良くないかもしれません。
DXもそうですが、デジタルを活用して、社会に新しい価値を生み出し、人々の人生を豊かにするお手伝いをしたいと考えています。というのも、現在日本は、ネガティブなニュースを聞く機会が多くなっており、少しでも日本が明るくなれるように、社会に貢献していきたいという思いがあるためです。まさに当社の理念「ゆたかな人生のきっかけを」と、ビジョン「ゆたかさを生みだすあらゆる革新のプラットフォームになる」を、デジタルを用いて具体的に実現したいですね。
働きがいを感じる瞬間は「自分ビジョン」のゴールに近づけているとき
当社の3事業が、相互にシナジーを生み出しているエコシステムこそが、スピーディな意思決定および柔軟かつ機動性の高いチャレンジを可能にし、高い売上成長率を支えていると考えます。
また、会社として社員に「やりがい」と「働きがい」を感じてもらえるようにすることは重要です。そのため、当社は創業して以来、「働きがい向上」のための施策に常に取り組んできました。この当社の取り組みも、高い売上成長率を生み出す土壌になっていると考えます。
例えば、明確にプログラム化したものではありませんが、社員が様々なキャリアパスを目指せるように機会を提供する「CxOチャレンジ」と呼称しているパスがあります。実際にこの制度を含めて、これまでの8年で13社、15名のCXOを輩出していました。
また、社員の成長を促す社内研修プログラム「IGP University」も用意しています。具体的なプログラムとしては、マネジメント研修を含む「階層別研修」や、会社の理念やバリューを具体的な行動に落とし込む方法を学ぶ「カルチャー研修」、「MBA/MOT取得支援制度」など、成長させるために必要な知識を学べるものが多数あります。
私は組織ビジョンならぬ、3年後にありたい自分の姿を描く「自分ビジョン」を定めています。自分ビジョンはA3用紙にプリントアウトして部屋に貼っているのですが、より高いレベルの仕事をしたり、課題を乗り越えたりして、自分ビジョンのゴールに近づいている実感が湧くときには、一番働きがいを感じますね。
そうですね(笑)。夢や目標は言葉にしないとなかなか辿り着けません。言葉にした上で、“現状できること”と“足りないこと”を常に省みて、自分の現在地を把握することで、夢・目標へのステップを踏めるのではないでしょうか。未来の姿を描くのは楽しいですよ。
社会人は働く時間が人生における大きなウエイトを占めます。また余暇を楽しむにしても、それなりのお金を稼がなければなりません。そう考えると、仕事に向上心を持たずに中途半端に取り組むのは自分的に許せなかったのもありますね。こうしたプロフェッショナルマインドを持つことに対するこだわりは、前々職のアクセンチュア時代に叩き込まれた影響も大きいと思います。
せっかく当社を選んだからには、やりたいことを成し遂げてほしい
まず、腹を割って話し合えるように心理的安全性を高めることを意識しています。その上で、“今取り組む仕事の先に何があるのか”を意識して行動することの大切さは皆に伝えていますね。
新卒・中途問わず、縁あって当社を選んで入社いただいた方には、「やりたいことを成し遂げてほしい」という思いは強く持っています。
上司によってはどうしても構えてしまうことはありますよね。当社は社長の隣に新卒社員が座って仕事をしているようなフラットな文化があるため、基本的には会社として上司と話すハードルは低いと思います。
その上で、私は“相手に興味を持ち、相手のことを知ること”、そして“その姿勢を見せる”ようにしていますね。具体的には私は当社社員全員のフルネームはもちろん、好きなことや仲の良い人などを把握しており、例え久しぶりに合った人にも「最近、趣味の登山はやっているんですか」というように、興味を持って話し掛けています。
すると、話し掛けられた相手としても「自分を知っている(知ろうとしてくれている)」と感じ、心理的安全性も高まるのではないかと思います。
これからの時代に求められるコンサルタントは、「戦略」と「技術」の両方を兼ね備えた人材です。その点、当社の仕事は、ビジネスだけもしくは、デジタル技術だけと分断されることがないため、戦略的に将来を描きつつ、技術的な中身・制約も理解した上での提案・実行できる力が養われる環境がここにはあります。
「自分は○○なら負けない」「○○を実現したい」という強い意志で前進できる方は、学歴・経歴に関係なく当社で活躍できると思います。そのような方はぜひ当社の仲間になっていただけると嬉しいですね。
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取材日:2022.09.15