上場ベンチャーにインターン生として入社。
そのまま新卒として働く事を決めた理由とは
2022.11.17
「O-MOTION(オーモーション)」事業部の魅力
かっこ株式会社(以下、かっこ)は、ECサイトの不正注文を見抜く「O-PLUX(オープラックス)」や不正アクセスを検知する「O-MOTION(オーモーション)」を提供している上場ベンチャー企業です。
今回はそんなかっこに大学4年生からインターン生として活躍し、新卒入社したO-MOTION事業部の星野 結衣さんと、その上司にあたるO-MOTION事業部長 川口 祐介さんに話を伺いました。
果たして星野さんはかっこの何を魅力に感じ、引き続きかっこで働くことを決めたのでしょうか。
星野 結衣(ほしの ゆい)さん
大学4年生の4月よりかっこ株式会社O-MOTION事業部インターン生として入社。インターン生時代はお客様との商談対応、議事録作成、オウンドメディア業務等を担当する。現在は主に営業やマーケティング活動に従事。
川口 祐介(かわぐち ゆうすけ)さん
決済事業会社を経て、2016年かっこ株式会社入社。決済コンサルタントとして大手信販会社の新規事業立ち上げを実現した後、不正アクセス検知サービス『O-MOTION』の立ち上げに参画。事業責任者として、マーケティング・営業を中心に事業全体を統括。
入社前後のミスマッチをなくすために、インターンシップに参加
入社の前後で会社の雰囲気や業務内容のミスマッチがないようにしたいと思ったからです。就活時にはほかにもう1社内定をいただいていたのですが、かっこは面白い人が多く、会社の雰囲気の良さに惹かれてかっこへの新卒入社を決めました。
インターン生から社会人になったことで、「急に厳しくなるのでは!?」と少し身構えもしたのですが、そういうことはまったくありませんでした(笑)。インターンシップに参加したことで、入社前後のギャップもとくになく、比較的すんなり会社や業務に馴染めていると思います。
商談の同席や議事録作成、提案資料の準備など営業サポートとマーケティングを行っていました。マーケティングについては、「大学で勉強しているのでマーケティングをやってみたい」と話したところ「じゃあやってみましょう」ということで、経験を積ませていただきました。
日々生まれるタスクに前向きに取り組んでくれましたね。途中からマーケティング分野の業務もお願いしたのですが、新しい分野にも積極的に動いてくれていました。またハキハキと話す姿が印象的で、当社の雰囲気にもマッチしそうだなと思ったことを覚えています。
かっこは多様なバックボーンを持つ、面白い人が多い
年に2回、半期のスタートにあたって全社員対象の懇親会で、ひたすら料理をつくってくれる人がいますね。データサイエンティストなのに料理が好きな人で、しかもとても美味しいですよ。
当社には多様なバックボーンを持つ社員がたくさんいます。かくいう私も、かっこ→独立→かっこ、という珍しい経歴を持つち出戻り社員です。こうしたさまざまな趣味・趣向を持つ社員のコミュニケーションの場として、今年からクラブ部活動も創設されましたね。
マラソン部やトライアスロン部、クッキング部、ゲーム部、アウトドア部などがあります。ちなみに私はワインを嗜むワイン部に在籍しており、この前テイスティングで銘柄を当てました!
河口湖で行われた、24時間走り続ける「リレーマラソン」にマラソン部で参加したこともありますね。当社はクラブ活動への参加のハードルは低く、「都合が合えばぜひ参加してください」というスタンス。クラブ活動は、基本的にテレワークの当社にとって、大事なコミュニケーションの場になっています。
週に1度の1on1で1週間の振り返りする
もともと、学級代表をしていたこともあり、組織をまとめたりすることが好きで、周囲からは「営業絶対向いているよ!」と言われることもありました。ただ本当に自分が営業に向いているのかどうか、やってみないと分からず不安は覚えましたね。今のところは、川口さん含め周りのサポートもいただきながら、なんとか仕事は頑張れています。
週に1度は1on1を実施し、1週間の振り返りをしています。内容としては、業務の進捗具合を共有したり、悩みがあれば相談をしたりしていますね。私はたまにお客様へのアプローチ方法を相談するのですが、言葉一つ間違いないように、言い回しや表現といった細かい点もご指摘いただけています。あと時間が余れば「次の休みは何するの?」なんて雑談もたくさんしますね。
そうですね。また、質問があれば都度チャットツールで相談を投げています。質問をすれば誰かしら、何かしらを必ず返してくれますね。川口さんにも「こういうアプローチで大丈夫でしょうか?」と相談をよくさせていただいています。新卒だから発言しにくい雰囲気もまったく感じず、安心して相談ができる会社だと感じます。
少数精鋭の上場企業。若いうちから裁量を持って仕事ができる
商談前にお客様の想定導入サイトやO-MOTIONの利用用途を事前調査することを通じ、お客様の解決したいことに向けた具体的なアクションについて、少しずつですが、多くかつ早く思いつくことができるようになったと思います。
最初はどうしても、“一生懸命に商品説明をする”というような、「与えられたものをまず全力で!」という動き方でした。最近はまずお客様の課題を聞いた上で、課題の種類に応じたより効果的な提案ができるようになりましたね。もちろん、一生懸命頑張る姿勢は変わりありません。
そうですね。星野さんの根を詰めて頑張れるその姿勢は、個人的には彼女が高校時代に所属していたカラーガード※部で培われたものではないかと思っています。大会前は朝から晩まで毎日練習を行い、日本代表として世界第2位という成績を修められたそうですよ。
川口さん、詳しいですね(笑)。たしかに1フレーズの演技を揃えるために何時間も練習をすることもあり、私なりに頑張っていましたね。
少数精鋭の企業のため、一人ひとりに与えられる裁量は大きいのではないかと思います。自身で与えられたものをただこなすのではなく、どうすればより良い結果が出せるかを上司・メンバーと一緒に考えながら仕事ができる環境だと思いますので、成長速度は早くなると考えています。
大学では社長になるために経営学を学んでいたのですが、社長の夢は落ち着きつつあります。現在は、アライアンス担当として既存のアライアンス先との関係強化はもちろん、新規アライアンス先とも協力関係を構築し、新たな分野においても事業を拡大することで、会社に貢献していきたいと考えています。
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取材日:2022.09.20