VOiCEで社員の“本当の声”に向き合い、本気の組織改善を
【ウィードファウスト株式会社】
2024.06.05
「生涯現役」をめざすエンジニアが中心となって設立された開発会社・ウィードファウスト株式会社。人柄の良さを採用要件として重視し、技術力だけではない信頼関係をベースに質の高いシステム開発を行っています。
組織運営は徹底した「エンジニア本位」。風通しのよい組織風土のなか、より働きやすい職場づくりに尽力しています。
その一貫としてVOiCEの導入を決めた代表取締役の岡本麗史氏に、活用方法や効果について伺いました。
ウィードファウスト株式会社
代表取締役 岡本麗史氏
大学時代は理工学部に所属。IT企業に就職後、転職、フリーランスのSEを経て独立。同社の前身となる会社を設立し、2023年4月よりウィードファウスト株式会社代表取締役就任。技術者が「好き」を追求し続けられる環境づくりに取り組んでいる。
エンジニアに技術を追求してもらう、それが組織力になる
弊社ではアプリ開発やインフラ構築などのシステムサービスを提供しています。
もともとはエンジニアだったメンバーが中心となり、「技術を好きなだけ追求し、世の中によいものをもたらしたい」という思いから立ち上げた会社であり、当社の要は技術者だと考えています。
技術者が生涯現役で活躍できるよう、必要な技術を磨ける環境を整え、納得できる報酬を提供できるような組織運営を心がけています。
また、社員同士で自然と助け合う穏やかな社風も大切にしているので、一緒に働く方は経験や技術よりも、熱意や人柄を大切にしたいと考えています。
組織や制度に対する、社員のリアルな感じ方が知りたかった
やはり、「現役社員の声が聞ける」ということですね。他のサイトでも現役社員がコメントを書いていることもあるとは思いますが、「現役社員限定です」とうたっているサイトはVOiCEしかなかったので、そこに興味が湧きました。
自分たちとしては社員を想ってやっているつもりでも、社員がそのとおりに受け止めていないことって多々あると思うんですよ。
常に組織運営や制度について見直しはしているんですが、実際に社員が何についてどのくらいの温度感で受けとってくれているのかが、なかなか把握できずにいました。
そういう意味で、社員の生の声を聞けるというのは非常にありがたいと感じています。
我々はアンケートの実施からその後の活用まで伴走させて頂いているので、気になることがあれば、お気軽にご相談ください!
CSの方とよくやりとりをさせて頂いていますが、大好きですよ。たくさん褒めてくれますし。(笑)
すごく色々してくれて、率直にすごいなと感じています。
基本は会社を辞めた人か、転職しようと決めて転職エージェントなどに登録したばかりの人などが、口コミサイトに書き込むことが多いですよね。
だからネガティブな意見がとても多いのだと思うので、特に意識はしないようにしています。
ブラック企業は世の中にたくさんあるので、それがわかればいいのかなとは思いますけど。
課題が明確に把握できるので、すぐに改善に着手できる
良い結果は、休憩時間に見て楽しんでいます(笑)。ただ、評価が低い部分については、なぜ低くなったのか、解決すべき問題があるなら放置せず改善策を考えたいと思っています。
実際に改善するにしても制度自体を変えるのか、伝え方やタイミングを変えるのかなど、方法は色々あると思います。
その中で判断をしていく上でも、VOiCEのアンケート結果は非常に参考になります。推測で動くよりはるかに精度が高くなりますからね。
アンケート結果で、給与制度の項目の点数が低く出ていました。うちは報酬自体は低くないはずなんですが、評価方法が分かりにくいのが原因だと感じました。自分では頑張っている感覚でいるけれど、会社ではなかなか評価が上がらない、と感じてしまう社員もいて、そこが不満点になったのかなと思います。
そこで、評価制度の見直しを行いました。
アンケートの結果を参考に、評価基準の見直しに合わせて、目標設定や進捗状況の共有を上長と行う機会を設けるなど、認識のすり合わせを行えるようにしました。
制度変更をしたばかりなので、まだ具体的な効果が出ているわけではありませんが、運用を続けるなかで少しずつ良くなっていけばいいなと思っています。
同じく研修制度に関しても、評価が低かったので、対策を行いました。
これまでも、研修自体は多数行ってきたのですが、利用しづらい部分があり、それが低評価の原因になっていると感じました。
例えば、「技術研修」という研修があり、技術系社員一人ひとりが希望の講座を選べるようになっているのですが、どんな研修がいつあるのか自分で調べる必要があり、参加までに時間も手間もかかる状況でした。
また会社からカリキュラムも提示してあげられていなかったため、社員としては「勉強したいと思っても何をしたらいいのか」というところで止まってしまったのかなと反省しました。
そこですぐに取り入れたのがeラーニングです。これにより、どんな講座がいつあるのか社員が把握しやすくなり、好きなタイミングで好きな講座を受講できる体制を整えました。
また、現在実施している研修や、社員が興味を持ちそうな研修をリストアップして、社員に見てもらえる場所に設置するようにしています。
これで以前よりはわかりやすくなったかなと思うのですが、実際に効果がどのくらいあるのか、次のアンケートで検証したいなと思っています。
離職に悩む企業におすすめ
社内向けに理解を促進するのにも役立つ
そんなVOiCEですが、どんな企業様におすすめしたいとお感じですか?
人をとにかく増やしたい、また今いる社員の離職を防ぎたい、という思いがある企業さんであれば、VOiCEは利用された方がいいと思います。
VOiCEで全てが解決するわけではありませんが、採用のひとつの切り口として持っておいたほうがいいと思います。
また、会社としてこういう取り組みをしていますよ、今こう動いてますよ、ということが社員にも伝わるので、社内に向けた発信としても使っていけると思いますね。
エンジニアの活躍を支えることで、社会に貢献し続けたい
最後に、ウィードファウスト様が実現したい未来、その実現に向けてVOiCE に可能性を感じている点を教えてください。
社員こそがウィードファウストの命です。弊社の事業の発展は、社員がいないと成り立ちません。
社員の声を聞くことで、一人ひとりが生涯現役で活躍し続けられる環境を作り、技術力で社会への貢献をし続けられる企業でいたいと思います。
VOiCEのアンケートは社員のリアルな声が反映されていて、組織改善にめちゃめちゃ活用できるので、引き続き参考にしていきたいと思っています。
「社員が命。会社ってそれしかないですよ」と岡本様にお会いするたびに、社員様への愛情を言葉の端々に感じています。
今回のインタビューでも、アンケート結果の高評価より低評価となった項目に真っ先に注目され、すぐに改善策を打ち出し組織運営に反映されるという、スピード感ある対応に驚きました。
人柄を重視した採用を行い、どうすれば一人ひとりが働きやすくなるかを常に追求されている姿勢がうかがえます。
そんな社員思いのウィードファウスト様の力になれるサービスでいられるよう、全力で取り組んでいきたいという思いを新たにした取材でした。