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導入事例

VOiCEで従業員の想いを言語化!
認識の齟齬をなくして、より効果的な組織改善を実現
【株式会社プラスエイト】

2024.06.19

株式会社プラスエイト画像1
従業員の笑顔が組織力に 業界を牽引するメンズ眉サロン

プラスエイトは男性専用の眉サロンです。2013年に銀座に初店舗をオープンして以来順調に成長を続け、現在は関東エリアに6店舗を展開しています。
今回は日々男性眉のスタイリング技術の研鑽と開発にとりくみ、お客様と従業員の笑顔で業界の発展を目指す佐々木啓介代表取締役社長に、VOiCEを活用した理想の組織づくりについてお話を伺いました。

インタビュイー紹介
株式会社プラスエイト_インタビュイー画像

株式会社プラスエイト
代表取締役社長 佐々木 啓介氏

1973年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、IT業界から美容業界まで様々な業界に携わる。複数の美容サロン経営を経て、2013年に日本初のメンズ専門眉毛スタイリングサロン「プラスエイト」を創業。
現在6店舗を運営。一般の方はもちろん、芸能人・スポーツ選手など多くの男性から支持を得ている。

自分らしく働ける環境があるから、お客様を応援できる

本日は株式会社プラスエイト様の事業や人材採用について、また代表である佐々木様の仕事観などもお伺いしたいと思います。まずは会社の事業内容やミッションについてお聞かせください。

プラスエイトは男性に特化した眉サロンを運営していますが、ミッションはふたつあります。

ひとつは、眉の美容を通じて、お客様をエンパワーメントすることです。
僕がはじめて眉を整えてもらったときにも驚いたのですが、外見を整えるとすごく自信がついて、仕事に対するモチベーションもアップしたり、と内面まで変わります。

今、日本の若い男性は将来への明確な夢を持っている人が少なく、生きることに楽しみを見つけられなかったり、諦めやすい人が多いように感じます。この状況を事業を通して変えたいんです。
お客様は外見を変えて周りからの評価を上げたいという理由で来店されると思うんですが、そこに留まらず、もっと自信を持って前に進んでいけるよう力づけたい想いでやっています。

もうひとつは、従業員に幸せになってもらうことです。
この業界は給与面や労働時間の部分でブラックな働き方になることがほとんどです。働いている人たちは笑顔になれないし、それではお客様のことも笑顔にできるわけがない。そんな状況はおかしいと僕は思います。
業界の「当たり前」を変えたいと思い、プラスエイトでは業界の平均年収を上回る給与の設定や休みが取りやすい仕組みづくりなど従業員の働きやすさのために取り組んでいます。

また、従業員が個性を生かして働けるような場づくりにも注力しています。
弊社に限らないと思うんですが、自分を抑えて仕事をしている人が多いと感じるんです。それでは、働く本人もつまらないし、組織、ひいては社会にとってもマイナス。
自然体で、従業員自身が笑顔で働ける環境をつくることができれば、もっとお客様を笑顔にできるし、組織も成長します。
だからこそ、個性をお互い理解して、みんなが言いたいことを言える組織にしたいと思っています。

個性を認めてそれぞれが言いたいことを言う…会社組織を運営していくうえで、難しさもありそうですね。

はい、この話をすると「いや佐々木さんそんなことしたら、従業員まとめられませんし売り上げ落ちますよ」って他の経営者さんには必ず言われます。(笑)
でも、仕事をする上で一番大事なのは、任せられた職務をまっとうするために、その都度何が必要かを判断して動ける力だと僕は思っているんです。
従業員みんなにこの力があれば、組織は上手くいくし、生産性も勝手に上がります。

この判断する力は、上からルールで抑えるのではなくて、本人が経験を通して身につけるしかありません。
挑戦や経験は、信頼できる組織の中でこそできるものですよね。そのために弊社では、従業員の気持ちや行動をまずは認めてあげることを徹底しています。
そうすると従業員は、自分がこの会社でちゃんと受け入れられてるという感覚を得られ、組織への信頼が高まり、失敗を恐れず自分で判断できるようになっていきます。

従業員が安心できる環境をつくることで、一人ひとりに自分らしく活躍してほしいですし、そうすることで組織もどんどん成長していくと思っています。

会社都合の「愛の押しつけ」になっていないか
従業員が本当に価値を感じることを知りたい

従業員の皆さまに向き合い、信頼関係を築いていらっしゃるんですね。そんな佐々木様が、VOiCEを導入頂いたきっかけや決め手についてお聞かせください。

きっかけはZenkenの担当さんに強くすすめられたことです(笑)。
おすすめ頂いたというのもありますが、以前から現在会社で用意している制度や、従業員に向けて発信していることに対して、従業員がどう感じているかを知りたいと思っていました。
我々経営陣が従業員のための「愛情」と思って色々と手を打っても、相手の受け止め方や感じ方が分からないと一方的になってしまう。従業員が価値を感じていなければ、いろいろと取り組んでも意味がないですよね。
VOiCEのアンケートを通して、従業員のリアルな声を聞き、組織改善に生かしたい。VOiCEを導入した理由はそれですね。

ありがとうございます。従業員のリアルな声を知れるメディアといえば、既存の口コミサイトなどもありますよね。

既存の口コミサイトは、退職した方の声が多い印象です。そうするとどうしても、ネガティブな口コミが多くなってしまいますよね。
何かを選ぶときには、その商品やサービスのデメリットも知っておいた方がいいと思うので、ネガティブな評価が書かれるサイトも存在意義はあるんだろうなと思います。
ただ、会社について誤解をしたまま退職された方が書いた口コミだったりすると、悪いところばかりがクローズアップされることもあると思いますし、会社の本当の姿は見えづらいと感じています。

データと口コミからはっきりと課題が見えるから、VOiCEはマネジメントの参考になる

実際にVOiCEを導入してみて効果を実感されたことはありますか?

アンケート結果が知れるだけでなく、記述式の箇所があるので、従業員の声がしっかりと言語化されていて、とても参考になります。

特に、店舗ごとに結果を見られるのが良いですね。
例えば、アンケートからお店で課題があるのがわかり、マネージャーを集めてミーティングを行ったり、店舗みんなで問題に対して話し合う機会を作り認識のすり合わせを実施しました。
VOiCEのアンケートでは属性別に状況が把握できるので、課題解決のための具体的なアクションが取りやすかったです。

また、従業員から好評な部分を知れたことも、良いところをさらに伸ばすことに繋がって良かったですね。
従業員が弊社の技術教育を評価してくれているということがVOiCEのデータに現れていたのが、意外で嬉しい驚きでした。 教育にはすごく手をかけているつもりではあったんですが、従業員たちが、そこを評価してくれてるんだな、と思って。

あとは、僕は従業員に対して、組織の理念も頻繁に伝えるようにしているんですが、みんなそんなに聞いていないだろうと思ってたんですね(笑)。
でも、思っている以上に理解し共感してくれていることが、アンケート結果から分かりました。
自分の愛が伝わった、と嬉しい気持ちになりました。

ポジティブな声も、ネガティブな声も、どちらも組織を育てていくのに重要ですよね。

そうですね。従業員のリアルな声が聞けるVOiCEは、改善してほしいことも上がってきて参考になりますし、ポジティブな意見からは「従業員がうちで働いてくれている理由」がわかる。
それがデータとして出てくるので、すごくマネジメントの参考になっています。

「手は打っているのに、成果が出ない」と悩む企業はVOiCEで実態の確認を

嬉しいお言葉、ありがとうございます!プラスエイト様では、組織改善にVOiCEをお使い頂いていると思いますが、どんな企業様にVOiCEが適しているとお感じですか。

まず、人事マネジメントに課題を感じている企業さんですね。
組織の改善点はもちろん、アピールポイントを知る機会にもなると思います。

あとは、色々と取り組んでいるにも関わらず、生産性が上がらない、離職率が改善しない…と思うように成果が出ずにいる会社さんにもおすすめしたいです。
会社が良かれと思ってやっていることが、実際に働いている従業員に喜ばれているのか、また効果があったのかなどを、VOiCEで確認してみると良いのではないかと思います。

アンケートって怖いんですよね。自分がやっていることがまずかった場合、それをデータで突きつけられますから。でもそれと向き合わなければ、改善することはできません。
従業員が求める「愛」が何か、自分の「愛」の伝え方は間違っていないかを理解するためには、ぜひVOiCEを導入するといいと思います。

従業員が安心して個性を発揮できる環境実現のため、確認と改善を繰り返す

ありがとうございます。最後に、プラスエイト様が実現したいこと、そこに向けてVOiCEに可能性を感じている点を教えてください。

僕は、従業員には自分らしさを無くさず、成果や結果に捉われすぎることなく生き生きと働いてほしいと考えています。
そのために、従業員が会社を「ここって安心で安全な場所だな」と思えるような環境にしたい。安心できる場所であれば、必要以上に緊張せず、自分が決めたことに向けて行動を起こせると思います。

VOiCEは、その安心安全な環境を、プラスエイトが提供できているかどうかを確認するためにすごく良いツールだと感じています。
働く人が心理的安全性を感じられていたら、必然的に点数は上がるはずですし、不安を感じながら過ごしてる人が多ければ、間違いなく点数が低く出ます。
VOiCEを通して届いた声にちゃんと向き合い、フォローしていく。そうやって、従業員一人ひとりが自分らしく活躍してもらえる組織づくりをしていきたいと思います。

VOiCE編集部より

眉のスタイリングを通じてお客様が自信を持って未来に進めるようサポートすること、自社の従業員が自然体で過ごし、自分を抑えずに率直な意見を述べられる環境を作ることをミッションとしている佐々木代表。
「ビジネスを通じて周りの人々を幸せにしたい」という起業家としての志を大切にし、その道を進み続けている姿勢が印象的でした。

私たちVOiCEが組織と従業員を「声」でつなぐことで、そのお手伝いができることを誇りに思います。
これからもよろしくお願いいたします!

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