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転職活動中

回答例付き!
面接で好印象を与える自己紹介の方法

自己紹介で合否が変わる?!受け答えのマナーにも注意

すぐ自分の印象がついてしまう自己紹介。面接では最初に簡単でも必ず自己紹介を求められます。面接前に原稿を書いたり、何回かシミュレーションを行っても緊張するとうまくいかない場合もある!こちらでは、自己紹介の回答例や注意点などをまとめました。

好印象を与える自己紹介の仕方

転職面接における自己紹介の仕方を、確認しておきましょう。

そもそも自己紹介と自己PRとの違いとは?

自己紹介

・コミュニケーション能力や自社の雰囲気に合うかを見ています。
・私はこういう人間ですと、自分の概略を説明します。
・自分の氏名や特技など、自分自身のことを簡潔に。
・時間は1~2分程度。

自己PR

・面接官は「応募者は自社で活躍できる人か」という視点で見ています。
・自分の強みについて実績を交えてアピール。
・時間は3分程度。

面接での自己紹介の仕方

話す順番

・氏名を名乗る。
・略歴(会社名・職種・勤務年数など)を簡単に。
・どんな実績やスキルが応募企業にマッチしていて、どのように貢献できるかを語る。
・簡単な志望理由
・「本日はよろしくお願いいたします」

注意点

・ここで「こんな人」という第一印象が決まってしまいます。マナーにも注意を。
・面接官が知りたいであろうことを重点的に。

面接の事前準備について

好印象を与える面接とするために事前準備をしましょう。

・応募先が求めている人材像を再度チェック。
求人票や応募要項で、応募先が求めている業務やスキル、人物像などを確認。
・応募する会社の理念や中長期計画を、再確認。
・提出した履歴書や職務経歴書を再度読み込む。
特に自己PRや志望動機、強みとして挙げたことは、しっかりと頭に入れます。複数の会社に応募している場合は、他社宛に書いた内容で話さないように細心の注意を。
・最低限伝えておきたいことを、頭の中に入れる。
・面接で聞かれそうなことを想定して、回答を考えておく。
・会場までの交通手段と、時間をあらかじめ調べておく。
・会場についてからの手順を確認する…
無人受付で「受付にある電話の何番のボタンを押すように」「ドア横のインターホンで担当の名前を伝えるように」という指示がある場合もあります。
・オンラインの場合の準備…アドレス、日時、ネット環境、モバイルの電池残量、背景等の確認。

自己紹介の回答例

以下は、転職理由をキャリアアップに持ってきた例です。キャリアアップを受け入れてもらうには、「どういうことでどんなふうにキャリアアップしたいのか」を具体的に伝える必要があります。

自己紹介例

本日は、貴重なお時間を頂きありがとうございます。(※面接機会への感謝)
○○○○○と申します。(※名字と名前を伝えます)

私は○○大学を卒業後、○社に入社し、約8年間、経理事務に従事してまいりました。

経理事務の仕事は、同じ作業の繰り返しではありますが、お金を扱う部門ですので、常にミスのないように細心の注意を払って業務にあたっております。月末月初や決算期は特に、締め切りがある上に業務量が増えるので、スピーディに処理することも要求されます。

そこでパソコン入力スピード認定試験2段と、日商簿記1級を取得いたしました。

この資格をさらに生かせる仕事に就きたいと思いまして、御社(※話し言葉なので貴社ではありません)に応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。(※挨拶・お辞儀)

自己紹介のポイントと注意点

・アピールしたいことに面接官の関心が行くように
自己紹介は、ほんの導入部分なので、ここに時間を取ってしまうのは本末転倒です。おおざっぱに、こんな人間ですということが伝わればOKです。
自分が最もアピールしたいことを短く伝えて、あとの面接官の質問に誘導できるように意識しましょう。
・面接官が聞きたいであろうことを、簡潔に
履歴書・職務経歴書に書いてあることを全て話す場ではありません。自分の経歴で相手が知りたい部分を簡潔明瞭に話すスキルも見られています。
・丸暗記しない
想定外の質問が来た時にも柔軟に対応できるように、ポイントだけを頭に入れておきます。
・大きめの声でハキハキと話す
コロナ禍のために、小さな声で話す習慣になっている人もいます。マスク越しの場合はなおさら声がこもってしまうので、意識して話しましょう。
・1~2分程度にまとめる
複数の面接官がいる場合は、正面の人だけでなく、他の人へも目配りします。話している面接官の方に、顔を向けることもマナーです。

まとめ

キャリアコンサルタント福島瑛子

国家資格キャリアコンサルタント「福島瑛子」。職業訓練校、ハローワーク勤務をを経て、現在はフリーランスとして活動中。

自己紹介は、第一印象を決めてしまいます。自己紹介の印象が悪いと、採用する意欲がなくなり、短時間で切り上げられてしまうケースもあります。対策と練習をしっかりとして挑みましょう。

社会人生活も数年たつと、ビジネスマナーもいい加減になってしまったりします。転職が新卒採用と違うのは、社会人としての常識がきちんと身についているとみなされる点です。初心に立ち返って取り組みましょう。

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