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企業の悪いネット口コミ・評判はあてにならない?
見極め方を解説

COLUMN
    • 口コミの活用方法
    • 就職活動
    • 転職活動

2025.02.21

転職活動・就職活動中、気になる企業や内定先の評判をネットで調べた際に、悪い口コミを目にして不安になったことがある方は多いのではないでしょうか。
企業の口コミ・評判は参考になりますが、すべて事実とは限りません。むしろ、誤った判断の原因となる場合もあります。
本記事では、企業の口コミ・評判の信憑性を見極める方法や、企業研究・調査中や内定後に悪い評判を見た場合の適切な対処法を具体的に解説します。

ネット上で「企業の口コミ・評判」を正しく調べる方法

ネット上の口コミは、退職者の不満や競合企業による悪評といった「偏った意見」が混ざっている場合があります。適切なステップを踏んで調べることが大切です。

1. 複数の情報源を見比べる

企業の評判を調べるのに口コミサイトは手軽ですが、それだけで評判や企業の良し悪しを判断することはできません。一つの情報源だけに頼らず、複数の口コミサイトや評価、記事を比較することで偏りを防ぎます。企業の評判を調べる際は、信頼性の高い情報源を複数組み合わせて活用しましょう。
また、情報の更新日時にも注意し、最新の状況を把握するよう心がけてください。

求職者向け企業口コミサイト

企業の評判をチェックする際には、以下のような求職者向けサイトが参考になります。

・OpenWork
・転職会議
・engage(旧ライトハウス)
・みん就(みんなの就職活動日記)
・Indeed
・VOiCE

ただし、これらのサイトでは退職者の口コミが多いため、現状とは異なる可能性があることを念頭に置きましょう。

2. 第三者機関の評価を参考にする

企業の取り組みや評判について知るには、以下のような第三者機関の評価も参考になります。

・働きがいのある会社ランキング(Great Place to Work Institute Japan)
・ホワイト500(経済産業省と日本健康会議による健康経営優良法人認定)
・東洋経済CSR企業ランキング
・エンゲージメントランキング(リンクアンドモチベーション社)

3. 現役社員やOB・OGに直接聞く

ネットの情報だけではなく、生の声を聞くことも重要です。SNSや知人を通じて現職の社員やOB・OGにアプローチしてみましょう。

例えば、LinkedInを活用すると、その企業に勤務している人や、かつて勤めていた人とつながりやすくなります。実際に話を聞く機会があれば、世間の評判や気になる口コミを例に挙げて、より具体的に話を聞くと良いでしょう。

転職活動中に企業の悪い評判を見た場合の対処法

就職・転職活動中に企業の悪い評判を見た場合は、それを「確かめる」作業をしましょう。以下の手順を参考にしてください。

1. ネガティブ情報を精査する

悪い評判を見た際には、その情報が具体的かつ事実に基づいているかを確認しましょう。

例えば、「残業が多い」という口コミがあった場合、それが全社的な傾向なのか、一部の部署に限定された問題なのかを見極める必要があります。また、情報の信憑性を確認するために、同じ内容の口コミが複数のサイトに投稿されているかどうかもチェックしてください。

2. 面接で直接確認する

悪い評判に関する疑問は、面接で担当者に質問することで直接確認できます。

例えば、「御社の口コミで残業が多いと指摘されることがあるようですが、御社の把握している現状や取り組みについて教えていただけますか?」と尋ねると良いでしょう。具体的なエピソードや取り組みを聞くことで、実際の状況を把握しやすくなります。

ネット評判の信憑性を見極め、冷静に判断しよう

企業の評判を調べる際には「誰しもにとって良い会社は存在しない」ということを心がけましょう。

どの企業にも強みと、伸びしろがあります。企業が強みとしている部分も、人によっては悪い部分に感じられることもあるでしょう。自分が大切にしている価値観やキャリア目標を明確にし、それを基準に適切なステップを踏んで判断するようにしましょう。

当メディア「VOiCE」は、現職社員の口コミに特化したメディアです。現職社員だからこそわかる、企業で働く魅力や仕事のやりがいを知ることができますので、ぜひTOPから企業をチェックしてみてください。