株式会社黒田精機製作所「現職社員の口コミ・評判」企業からの回答
- 現職社員の口コミ数:
- 85件
株式会社黒田精機製作所は1925年の創業以来、ブレーキ部品やエンジン部品を中心に製造を展開。自動車の安全性に大きな役割を果たすパーツが主となるため、品質に徹底的にこだわったものづくりを行う。近年では新製品の開発も積極的に行うなど、成長を続けている。
企業からの回答
ワンチームで世界に誇る製品を発信し、未来を創る
株式会社黒田精機製作所 採用担当
黒田精機は基本理念に「品質至上」、経営理念に「良い品づくり、人づくり」を掲げ、世界中から信頼される商品づくりを行い、日本のみならず海外でも製造・販売を行っています。
品質を高めるために、社員の教育環境を手厚く整備。必要な知識をしっかりと学び、スキルアップしながら長く活躍していける環境です。
また、社員同士助け合う風土が根付いているので、困った時や知りたいことがある時はすぐに相談し合うなど、会社全員でワンチームとして最高のものづくりをしていこうという雰囲気があります。
新製品の開発など新たな取り組みも積極的に行い、今後も技術で社会の成長を支えていきます。
現職社員による会社評価
※株式会社黒田精機製作所の現職社員(13名)に対してVOiCE運営事務局(Zenken株式会社)が2024.01.29~2024.02.29の期間に実施したアンケートの結果から算出しています。
平均スコア | 3.60 |
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項目 | 現職社員のスコア |
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やりがい・成長 | 3.77 |
評価・承認 | 3.28 |
人間関係 | 3.59 |
大義・誇り | 4.00 |
将来性 | 3.62 |
事業構造 | 3.36 |
ワークライフバランス | 3.56 |
現職社員による高評価ポイント
黒田精機では「良い品づくり、人づくり」という経営理念を掲げ、製品にこだわり、信頼されるものづくりを通して、一人ひとりが世の中の役に立つ人間となることを目指しています。
人を大切にし、育てる意識が会社の軸としてあるため、社員への教育も手厚く実施。
例えば研修では、人間力向上と技術力向上双方に対して行っていますが、特に技術力向上の研修は、各社員の働く部署・部門に合わせて、スキルや資格を得られるよう支援しています。
入社したばかりの社員はもちろん、弊社では中堅社員でも異動があることが多く、新しい部署や役職についた際には、そこで必要な技術を学べる環境です。
また資格取得支援もあり、受験費用を会社が負担するのはもちろん、合格すると奨励金が出ます。
毎月手当も支給するなど、社員一人ひとりのスキルアップ、そのための努力にしっかりと還元したいと考えています。
年齢や職歴問わず、社員に合わせた教育を徹底していることが、会社として質の高い製品を作り続けられていることに繋がっていると感じています。
黒田精機では、自動車のブレーキやエンジンといった安全に直結する部品を主に生産しています。
海外にも拠点を置き、製造したパーツは日本の自動車はもちろん、海外の自動車にも使用されており、「毎日の景色の中で世界中の自動車が何事もなく運転されてる姿を見ると自分の仕事の大切さや大きさに誇りを感じます」という社員の口コミにもあるように、広く人々の命や安全を守る意義の大きな仕事をしていることに、誇りを感じてくれている社員が多いです。
また、社員の声から新たな製品の開発も積極的に実施。
最近では若手社員の意見を活かしてフラッグトルクレンチの開発を行いました。受賞実績もあるなど、自分自身の考えが直接商品に反映される喜びを味わえることから、やりがいを感じている社員は多いと思います。
またQC大会という社内の改善活動から得た結果をチームで報告し合うイベントも開催しています。それぞれ発表した内容を評価し、順位がつくだけでなく賞金もあります。
既存の事業はもちろん、新たなアイデアを形にして行ける点も社員の大きなやりがいになっているようです。
弊社では、人を大切にするという考えが軸としてあるからか、困っている人に手を貸すことを社員が自然と行う雰囲気があります。
チームで業務を進める際も、お願い事をすると、自分の仕事がある中でも後回しにすることなく、すぐに対応してくれる社員が多い印象です。
社員からの口コミにも「私の工場は違う部署であっても同じチームとして仕事をしていると感じる。協力的。周りが困っていたら助ける、そして自分が困っていたら助けてくれる、いいサイクルが生まれていると思う。」とあり、社内には協力的な雰囲気があることが伺えます。
上司同僚部下問わず、教えたり助けたりしてもらうことが多く、だからこそ自分も相手の力になりたいとそれぞれが行動する、良い循環があるのかもしれません。
弊社ではサポートのし合いがごく自然に行われており、私たちも意識して助け合っているという自覚があまりなかったので、今回のアンケートを実施したことで、改めて気付くことができました。
黒田精機に根付いた文化を社員の声として実感することができ、嬉しく思います。
現職社員による低評価ポイント
会社として決まった大きな方向性について意見がある時、誰に伝えればいいのかわからない状況があり、この評点が出たのではないかと感じています。
この結果を真摯に受け止め、改善に向けた取り組みを行っていこうと考えています。
例えば2ヶ月に1回、各部門の管理者を対象に面談スキルアップセミナーを実施しています。
内容としては、部下の考えや想いを上手に引き出す力を養うことを目的としており、上司側の聞き取り力の向上を図るものです。
上司と部下で定期的に個別面談も行っているので、部下が気になっていることや感じていることを大小問わず発信しやすい雰囲気を作り出すことで、社員が風通しの良さを感じる環境にしていきたいと考えています。
進行状況:取り組み中(2024年3月現在)
「人不足でいわゆる「できる人」に負荷が偏りがち」という社員のコメントにもあるように、弊社には特定の社員に業務負荷がかかっている現状があると言えます。
こういった状況を改善するべく、現在社員一人ひとりの多能工化、いわゆるマルチスキル化を進めています。
どの社員にどんなスキルを身につけてもらうかのカリキュラムを本社で検討し、具体的な計画を策定。
社員一人ひとりができることをそれぞれ増やしていくことで属人化を防ぎ、また誰かが休んだり異動になったりした際にも、業務の負担が集中しない環境づくりに取り組んでいます。
社員の声に「さまざまな事にも挑戦できる機会もたくさんあるので自己成長もしやすい」とあるように、社員にとってはできることが増えることで成長を実感でき、モチベーションにつながっている部分もあるようです。
進行状況:取り組み中(2024年3月現在)
弊社では社員の「評価が公正ではない」「自分の仕事に誇りをもちたい」というエンゲージメント診断から出た課題から社員だけのプロジェクトチームを立ち上げ、評価制度・評価シートをより公平になるよう改善し課題を解決しています。
また、資格手当・職務手当の改革を進めてきました。
資格取得手当に関しては、近年対象となる資格を倍ほどに増やし、手当の金額も増やしています。
職務手当については、部署ごとに設定している達成項目に合わせて、できることが増えることで手当がつく制度です。
こちらの項目については、各部門の上長が設定しているので、現場で本当に必要となるスキルを身につけることで、給与が上がる仕組みとなっています。
意欲高く学び、成長を目指す社員の頑張りに、今後もしっかりと還元していきたいと考えています。
進行状況:取り組み中(2024年3月現在)
現職社員による口コミ・評判(85件)
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現職社員の声と現職社員による会社評価を掲載しているメディアです。
VOiCEに掲載されている企業は、現職社員を対象にアンケートを実施し、その結果をVOiCEで公開。
社員の声に真摯に向き合い、働きやすさ・働きがいに力を入れている企業が掲載されています。
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